家族揃ってtanabata開店4周年記念日のお祝いをしましたよ♪
試作も兼ねて、メイン料理に【讃岐黒毛和牛サーロイン】のビステッカが登場しました☆
こちらのお肉は、とんでもないお値段です☆
ロスの部分も多い為¥5000コースでも使う事は難しそうです…(冷汗)
支払いをしたのは私なので、届いて伝票を見た時はビックリ仰天でした(笑)
それだけに見事な霜降りです☆
まさかこんなに上質なお肉でお祝いして貰えるなんて…
でも、
【家族で外にコースを食べに行く事を考えたら安い!】
と至って前向きなtanabataシェフ…
【人生を楽しく充実したものにさせる為には、思い切る所はスパッと決断しないと。】
と言うのが、昔からのシェフの考え方なので、優柔不断にしている所を見た記憶がありません…
人に喜びを与える仕事をしている人間は感性を磨く事が大切。
まずは自分が美味しいものを食べて、綺麗な景色を見て、良い音楽を聴いて、良い本を読む…
映画を観て感動したり、旅行に行く事も大切で、とにかく本物に触れる
為には、初めの一歩を起こす事が重要だと教わりました。
例え、失敗してもそれが人生の糧となり、後に潤いに変わって行くのです。
勇気と決断力が必要ですから、ネガティブな気持ちのままだと折角のチャンスすら見落としてしまいます…
思い切りの良いシェフのおかげで、この和牛サーロインのビステッカを食べられて、家族みんなが笑顔で幸福な時間が過ごせました☆
(家計の遣り繰りを優先してしまう主婦の私では、ここまでの勇気はありませんでした…笑)
素材が抜群なので、食べ方は極力シンプルに…
岩塩や卵黄のソース、ニンニクのコンフィ、ホースラディッシュのソース、そしてハーブで作ったヴェルデソースを好きな組み合わせにして頂きました☆
本当に目茶苦茶おいしかったです☆
お休みの日だったので、ノベッロ(イタリアワインの新酒)のお祝いも兼ねて一緒に頂きました☆
シンプルな肉料理なので、重くないフレッシュな新酒がピッタリでした☆相乗効果が抜群で【ん〜っ】と何回唸ってしまったでしょうか…(笑)
秋のお魚と言えば【秋刀魚】ですよね♪
プリモはさんまとカリフラワー、ういきょうのバベッティーです♪
この秋、tanabataランチメニューでも登場しているので、よくお客様からも
【ういきょうって何ですか!?】
と聞かれますが、ハーブの一種で別名【フェンネル】とも呼ばれます。
見た目は細くてフワフワ〜っとしています。
お魚料理によく使われるハーブですが、特にコレと言ったくせもないので全く気になる事はありませんよ♪
ういきょうを加える事で青魚独特のくせを中和させてくれます。
tanabataちゃん達もへっちゃらでパクパク食べてくれましたが、下の美夕海は食べながら…
【このまつげ何なん!?】
とういきょうを指して質問したので、食後に裏庭の自家ハーブ園に行って、きちんと間違いを教えてあげました(笑)
細かくして加えているので、確かに見た目は【まつげ】に似てるかも…
子供の発想は実にユーモアですね(笑)
前菜にはスピナッチのサラダと彩り野菜スティックです♪
トリミングしたのでボケています。
生野菜なのに、大人が美味しそうに食べるのを見て、tanabataちゃん達もカリカリポリポリ…
美味しいお料理と家族の団欒は心を豊かにさせてくれます♪
言葉は少ないtanabataシェフですが、内に秘めた優しさと熱い想いに触れて、感動してしまいました。
きっと私達にも言葉ではなく、人生にとって大切な何かを教えてくれているのだと実感しました♪
心が豊かになると、ネガティブな考え方を全くしなくなりますし、愚痴を言う事もありません。
先日のお休みの日に計理士さんが、過去4年分の売上比較表を持ってやって来ました…
【(売上が)落ちとんなぁ〜】
と一言口にしましたが、tanabataシェフは笑うだけで完全スルーでした(笑)
【大震災もあった年なので、落ちて当然。この4年間で、家族の時間も増えて、売上に反比例してお客様の満足度は右肩上がりなんやから、言う事ナシやん♪】
と数字だけで物事を判断される事に対しては、(納得出来ない様子で)一蹴して私には話してくれました(笑)
更におかしかった言葉が…
【ピカソだって、モーツァルトだって、これはいくらで売れるか!?なんて考えながら、絵を描いたり、曲を作ったりしていないはず。(考え方は)それと一緒や!】
と言い切ったのですから…(笑)
tanabataシェフがどれだけ、ポジティブな性格なのか伝わりますか!?
こう言う人が居ると、お店の経営をしていても数字に一喜一憂しなくて済むので、気持ちがブレずにいられますし、余計な悩み事が激減します。
5周年、10周年、20周年と…
今と変わらず穏やかな気持ちで、tanabataの記念日が迎えられる様に努めたいと思います。


tanabataの4周年記念日をお客様にもお祝いして頂きました。
たくさんのお祝いメールも頂きまして、ありがとうございました。
本当に嬉しくて、お花が届いたときはあまりの可愛さに、ドキュンと胸に矢が突き刺さるようでした

OPENの年のワインを探して下さったのも、お客様のお気持ちが伝わって涙が出そうでした。
お客様からの、優しくて温かいメッセージ。
私達の歩む道(方向性)は間違ってはいないと確信しています。
tanabataが担う責任は、お客様にお料理を提供するだけではないと言う事をヒシヒシと感じています。
本当に、応援ありがとうございます。
オーナーの信念がtanabataの幹となって、マダム(←言い慣れなくて照れちゃいます☆笑)は空へ大きく広がる枝、思う存分自由に動く沢山の葉はtanabataちゃん♪そんなイメージです。
おっ、すなからのコメントが入っているじゃないですか〜ビックリしましたよ★
おかげ様で、tanabataはもう4周年です。
神戸の時より、時が過ぎるのが早く感じます。
すなとはこの【tanabata日記】を通して、ずっと繋がっているんですね♪
神戸の時は、キッチンに居たのでお客様との関わりが少なかったけれど、tanabataではブログに綴っている通リお客様と濃密な関係になれているので、仕事にもより気持ちが込められます。
もっと気軽にコメント&メールして下さいね★
追伸
最初は馴染まなかった【マダム】の名前ですが、家族経営のtrattoriaでは【シェフ&マダム】が一般的なので、始めから名乗るようにしました。
決して貴婦人になりたかった訳ではありません。
ようやく慣れてきたかな!?
すなも気軽に呼んでね〜(笑)